耐震構法SE構法で特徴的なのは、
基礎と柱を緊結するためのアンカーボルト。
これを基礎工事の際に設置します。
これがとても重要で、後程ご説明させていただきますが、
数ミリでもずれてしまうと大変なことなってしまうんです。
ここで基礎屋さん及び工務店さんの技量が試されます、、、
SE構法は基礎の構造計算までしっかりとするだけあって鉄筋量が
ハンパない、そんなことも邪魔してアンカーボルトの精度が上手くいくハズがない、、、
もう少し、考えて設計していただきたいものです。
そして写真は耐震構法SE構法の柱脚金物です。
すこし見にくいのですが、先程のアンカーボルトと金物がしっかりと固定されています。
先程、数ミリずれると、、、と言う話をしましたが、
このように柱脚金物と土台のクリアランスも殆ど無い為に、
もし万が一、数ミリずれてしまうと、
土台が伏せれなくなってしまいます。柱脚金物も取付出来ないので、
当然、上棟も出来ません、、、
という訳で今回は、耐震構法SE構法のアンカーボルトのデメリットをお伝えいたしましたが、
これらを防ぐためにもしっかりとSE構法を熟知した工務店および基礎屋さんが施工することを
お勧めしたいと思います。