こんばんは。
本日は、耐震構法SE構法の耐力壁について。
もうすでにご存じの方も多いと思いますが、
耐震構法SE構法には、通常の木造住宅にある『筋交い』というものが
全くありません。
必要ないのです。
耐震構法SE構法は、筋交いの代わりに耐力壁で強度をだしているのです。
実際の現場の写真をアップいたします。
このように構造用合板を決められた下地材に打ちつけることにより
面強度をだしています。
写真でもお分かりのように、使用する釘の種類や長さ、
釘を打つ間隔も細かく指定されています。
これらをきちんと写真に残し、SE構法のNCNさんの検査を受けるわけです。
壁の強度は実に一般的な在来軸組工法の3.5枚分に相当します。
これによってSE構法ならではの大開口が
根拠のある構造計算によってとることができるのです。
実際の施工もしっかりとした耐震構法SE構法の講習を受け、
施工管理者が管理のもと施工することが求められます。